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内田善美という漫画家
今回は、以前消えたブログで一度紹介した、今はもういない内田善美という漫画家をご紹介。特にいなくなる最後辺りの作品は、燃え尽きたのでは…という言葉が出る程、渾身の筆使い…いやペン使い。おそらく、今まで見た漫画家の中で最も絵が美しい。10年程活動した後、突然いなくなった漫画家で、本人の承諾が得られないという理由から、その後、著者の漫画は一切増刷、刊行されず、オークションでは常に高値がつく。
漫画を描いてる方なら分かると思うけど、スゴイコマですね〜!トーンの種類は殆どカケ網トーンしかなったこの時代、上のコマはトーンなしの全部手描き。今は木や空などのトーンの種類は山程あるけど、当時、下のコマの木のトーンは、カケ網トーンをひたすら自分の欲しい形に削るかカットという気の遠くなる様な作業で作り上げた1コマ。
カラー表紙。おそらく色鉛筆描き。樹々の影が季節や時間を映し出す。質感がすごい!
私が何故この頃の漫画家さんが好きかというと、ページを無駄使いしないから。それは短いページ数の中で、どれだけ密な内容を表現出来るかという感じで、すごく伝わってくる又、作品自体は古いはずなのに古臭くない。この表紙の単行本が今、本屋で平積みされてたら、おもわず表紙買いしちゃうだろうな〜
麦わら帽子の影が、夏の強い日差しを表現している一コマ。勿論トーンを削っている。色んな意味で、ありえな〜い
この漫画家さんのカラー絵は、もう芸術の域ですね。額に入れて飾りたい!
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