sora組のBL漫画制作、お仕事情報や雑記等…
<< October 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
アレキサンダー大王と少年バゴアス
JUGEMテーマ:同性愛/ゲイ/バイ
同性愛に興味がある方にはたまんない本と映画です!でも、決して邪な眼で見ないで下さい。順序としては本を先に読み、映画を見る事をお薦めします。

まずはメアリ・ルノー著「アレスサンドロスと少年バゴアス」ですが、かなりかな〜り面白いです。運命の波と類い稀なる美貌により去勢され、まずはアレクサンダー大王最大の敵ペルシャ王ダレイオスの小性に抜擢され、ペルシャ王の死後みずから、その敵アレクサンダー大王の小性として彼を一生心の随まで愛し続ける賢いペルシャの少年バゴアス。この本は終始この当代2人の王に直接仕えたバゴアス少年の視点からアレキサンダー大王の軌跡が事細かに綴られています。もう彼の、余りの可愛さ、精神の美しさ、健気さに、かなり長い著書にもかかわらず思わず一気読みしてしまいます。

そして、それを読んだ後に、このオリバー・ストーン監督の映画「アレキサンダー」を見ると、映画としての面白さが10倍にも100倍にも膨れ上がるという歴史妄想好きにはたまんない最強タッグ!

頭にGreatと付くほど、歴史上大いなる英雄として常に描かれるアレキサンダー大王ですが、後に何度も結婚するし、子供も残している彼ですが、当時としては珍しくないバイ(両性愛者)として、又、この本と映画の両方が彼を一人の人間として忠実に描いています。が、私的に彼は女性を結婚と出産の道具としてしか見ていないんですね。彼が本当に愛した相手は幼馴染みのヘファイスティオン。(勿論映画では、その辺りを匂わせていても実際のシーンは出て来ません。でも、バゴアスとの情事の辺りはかなり匂わせる形で出て来ます。2人のキスシーンもありますしね。)

何年にも渡る大遠征を故郷を出発した時から 長年ずっと支え続ける側近達。男同士の友情が愛情以上になり、2人(幼馴染みと慕う小性)の男を愛する公正で礼儀正しく勇敢で大胆な男アレクサンダー。それでいて、その仲間の一人を些細なイザコザから殺してしまったりと弱い部分も併せ持つ人間像。

この本と映画は彼の人間としての弱さと強さを身体の関係を持った2人の男を通して忠実に描いています。が、主演のコリン・ファレル、ものすご〜く演技は上手いんだけど、眉が8時20分なのだけが…残念。トロイとかグラディエーターとかの英雄映画を期待して見ると肩すかしを喰らいます。でも、そんな凄い英雄でも、現在の私達と同じ様に悩んだり、仲間と幸せを分かち合ったり、愛し合ったり…と人間らしさを垣間見る、そんな楽しみがこの本と映画にはあります。
いつかチェーザレの惣領 冬美あたりに漫画化してほしいな〜(´・ω・`ゞ
読んだよ〜!の足跡代わりにポチッと押して頂けると嬉しいです^^→にほんブログ村 漫画ブログ BL漫画へ

ここからは余談です。お暇な方だけどうぞ〜
続きを読む >>
トスカーナの休日と萩尾作品
JUGEMテーマ:映画の感想
 
ダイアン・レイン主演の映画。いい年の取り方をしている女優さんになったな〜彼女。皺もシミも全く隠してない、それでいてとっても可愛く いい味を出す演技をしています。見た後にとっても清涼感のある作品。

あらすじは、信じていた夫の浮気から何もかもを失い、イタリアのトスカーナ地方への旅に出る主人公。そこでひょんな事から一件の家を衝動買いし、そこに住み始めるところから物語は始まります。彼女が再出発に選んだ地トスカーナで、習慣の違い、国民性の違いに戸惑い、イタリア男との恋に傷つきつつも、トスカーナの美しくゆったりした流れる時間と大自然とおおらかな人々の中で、新たな第一歩を踏み出すまでの物語。

少し落ち込んでる人や、元気になりたい方にはオススメの映画です!きっと、ほっこりすると思いますよ〜。

と、ここまでは普通のレビュー。ここからは視点を見る側から作る側の視点に切り変えて。自分の事は棚上げの上、長いのでお付き合いしてもいいよ〜という方だけ見てね。
続きを読む >>
COCO
先日、本屋に立ち寄ったらおもわず買っちゃった一冊。
最近、立続けにシャネルの映画が何本か公開されていますね。私はアメリのオドレイ・トトゥの「ココ アヴァン シャネル」(公式サイトはこちら)がやっぱり見に行きた〜い!フランス語だしね。雰囲気があると思う。予告を見たらムズムズしてきちゃったよ〜。

本名はガブリエル・シャネル。彼女の生い立ちは幼い頃に母を亡くし、父親に捨てられ孤児院育ち。その後、自立する為に田舎町のカフェで歌手として働く。歌の才能はなかったが人気はあった。この時の彼女の持ち歌からcoco(ココ)の愛称が生まれる。その後、複数の裕福な男性の愛人生活を送りながら、上流社会の女性達の窮屈な装いを嫌い、自分で帽子を作ったり、恋人の男性の服を自分流にアレンジし、シャネル流の表現方法が開花していく。まずは評判の良かった帽子店を開設。自信をつけた彼女は愛人達の援助を受けながら本格的なファンションリーダーへの道を歩み、死ぬ前日まで働き続け、有名な「シャネルNo.19」発売の年に晩年の住処ホテルリッツの一室で87才の生涯を閉じる。

彼女が運を掴んでいく様は読んでいて小気味いい。決して、彼女の運は向こうから転がってきたのではなく、自分で引き寄せ掴み取っていく類いのもの。男性遍歴も凄い。結婚願望はあったが、本気で結婚したいと思った男性は次々と彼女の前で死んでいく。本に記載されているシャネルのポートレートは今見てもどれも美しく新しい。

あたしは自分が着たい服を着ただけ。
あたしはいつだって自分が着たいと思うもの以外、作らない。(本文引用)

今もし彼女が生きていたとしても同じ様にスターになっていたと思う。物凄いバイタリティーと独自のセンスを持ち、我が儘で、超自分勝手。近くにいたらきっと怖いだろうな〜と思うけど、何故か誰もが惹かれる女性。彼女を一言で表現するならカッコイイ!
この一言に尽きると思う。興味のある方は是非読んでみて下さい。
読みました!の足跡代わりにポチッと押して頂けると嬉しいです^^ブログランキング・にほんブログ村へ

追記: えっと、ずっと使ってたロリポがJUGEMになり強制的にブログを移行変更になりました。なので、ブログの使い方がまだしっくりきてません。テンプレートも変えてみたら字が小さくなったので読みにくいかも...。ごめんなさ〜い。
ハリーポッターと謎のプリンス
 嘘みたいな画像が....
でも、合成ではなさそうなんだけど..。断っておくと、こういう危な〜い要素は映画には全くありません。だから、何故この画像が撮影されたかの方が謎のプリンス。

という事でハリーポッターシリーズ第六弾を見に行ってきました。以下ネタバレを含みますのでご注意下さい。もし今から見に行く方はせめて2話の「ハリー・ポッターと秘密の部屋」と5話「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」を見て復習してから見に行く事をお勧めします。(今回はこの2話のお話がかなり鍵になります)

今回痛感したのが、今までのお話をかなり復習しないと理解力&面白さが半減します。それは回を追う毎に各々キャラクターの相互関係とその背景が複雑になる為。確かにここまで来たら惰性で見ている方もいらっしゃると思いますが、私はこのシリーズは全作品が完成した数年後、数十年後に評価されるのではないかな?と思っています。この後の最終7章の「ハリーポッターと死の秘宝」の映画は来年、再来年公開予定の2部構成で映画は全作品8部構成になる予定。なので、今回の6話はかなりそのラストに向けての伏線とキャラクター相関等の復習やまとめ的意味合いが強く、ラストもいかにも「続く」という感じで終わっており、いささか1本の映画としては消化不良の印象がありますが、そこはぐっと堪えてシリーズ完結まで気長に見守っていきたいな〜と。

そして気になったのが今回のタイトル。日本語タイトルは「謎のプリンス」ですが、原作では「The Half-Blood Prince」つまり「半純血種のプリンス」なんですね。半純血種とは人間マグルと魔法族とのハーフの意。映画の最後にこの人物は誰かが解き明かされ、その人物が今後のキーパーソンになってきます。

このハリーポッターシリーズは画面全体がヨーロッパ調でとても綺麗。どこまでも匂ってくるぞヨーロピアンってな感じで、それだけでも見ていて私は飽きませんでした。又、今回ハリーの敵ヴォルデモートであるトム・リドル(本名)の出生の謎を解き明かす過去場面で、11才と16才のトムが登場しますが、映画毎に大人に育っていった子役俳優陣達(ハリーとかロンとかマルフォイとか...もうかなり大人なんです(;;))の映像の中で恐らく意図して際立って美しく描写されており、ここがかなり目の保養。ヨーロッパ寄宿舎モノに弱い私は、茶色のツイード地の半ズポンスーツとハイソックスという英国風出で立ちで、その頃から人を見下す高慢な口調の11才のトムに、こう胸をきゅ〜っと鷲掴みに!(//∀//)

と言う事で、公開毎に賛否両論物議をかもしているシリーズではありますが、見れば見る程内容は込み入って深く、複雑な心理描写も含め味わい深い物語に発展しているとも思えます。まぁ、シリーズ全部が公開されてから、DVDでゆっくり通しで見るのも楽しいかもしれませんが、大画面で見る迫力のある映像美は映画館でしか味わえないので、今 見ておいて損はないかも。
ぽちっといつも応援ありがとう♪→ブログランキング・にほんブログ村へ参加中。