sora、sora組のBL漫画制作、お仕事情報や雑記等…
<< July 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
乙嫁語り(1〜3巻)
 JUGEMテーマ:漫画/アニメ
何かと話題のこの作品。気になって1巻購入。読んだらハマって即3巻まで購入。読んだ後の読後感がとてもいい作品です。

「乙嫁」とは「綺麗な若いお嫁さん」という意味の古語。つまりこのお話、色んな若いお嫁さんを描いた物語。舞台は少し前の中央ユーラシア大陸。遊牧民と定住民の日常生活をドキュメンタリーの様に淡々と描く作品。

最初は20才の美貌の若いお嫁さんアミルと12才の利発そうな少年カルルクとの8才年の差の婚礼シーンから始まる。1,2巻ではこのカップルが中心ですが、3巻では視点が代わり、このカップル宅に居候していた英国人の研究者スミスと、5人の兄弟夫(最初長男に嫁ぎ、長男が亡くなると次男に嫁ぎ…という地元の風習に伴って5男までにも嫁ぎ)に死に別れた美貌の未亡人タラスとの恋の物語。

この作品、主人公が固定ではなく、登場人物に関わる「乙嫁」達の結婚生活にまつわる日常を描いた作品で、視点がどんどんシフトしていきます。タイトルに「語り」と付けただけあって、最初からこの構想は著者の中にあったんだと思います。

漫画という媒体が、エンターテイメントだとする昨今の作品とは一線を駕す作品。例えて言うと、他の漫画がハリウッド映画なら、この作品はNHKのドキュメンタリー番組の様な質の作品。しかも高画質

著者の前作、19世紀末の英国のメイド生活を淡々と描いた「エマ」と空気感は似ているかな?! 著者の英国&中央アジア好き〜が嫌みなく綴られ、画力もさることながらこの「好き」という著者の意気込みと温かい人柄が、直球で心にズシンと伝わってきて、読んだ後、心がほっこりとなる作風です。

構成的には、とても躍動感とスピード感に溢れ、人間模様も織り交ぜながら「生きる」ことの厳しさ、「幸福とは?」という人間の根底にある基準を、文字ではなく絵で丹念に描いています。(欲を言うなら、最初のお嫁さんのアミルの結婚が、何故アミル一人が馬に乗ってやって来なければならなかったのか、という下りを描いて欲しいですね。そうじゃないと、後のアミルを強奪する元家族の心情が判りづらい)

ここからは画力のお話…(又も語りが熱いし長いですっ!ウザい方はスルーを

中でも特筆すべきはその画力&デッサン力!凄い!現代の漫画界の中でも5本の指に入るんじゃ〜ないかというくらいの画力の凄さ、確かさです。しかも、殆どアシスタントなしで、背景から人物に至るまで全部著者一人で描かれています!(アシさんは二人、しかもトーン処理のみ)

雑誌掲載は隔月、しかも全部殆ど自分1人で描いてるので、年1回の単行本刊行ペース。読めば判りますが、とにかく人物、背景、小物に至るまで、物凄い描き込みの量!好きじゃないと出来ないよ〜コレ

人気作家はメイン人物しか描かない昨今の漫画業界に置いて、この描き込みと刊行ペース(単行本一冊約190P。月換算すると15~20P)は、出版社と著者との連携でないと成り立たない。(ワンピースの尾田さんでさえ、動く物(人物&動物等の登場人物&モブ)だけは全部自分でペン入れしているらしいから、それの上をいきますね〜)しかも舞台は中央アジアですから馬が!馬が!上手い!わんさかと出てきて、本当に画力の高さには唸っちゃいます!もうね…画面の隅々まで見入るほど、背景、人物、馬、衣装の手描きの模様の一つ取っても手抜き感全くなし!(登場人物の衣装が民族衣装なので全部手描きなんです!スゴい〜!

そして…漫画描く側としては熱くなっちゃうけど、コマが…コマが…多いんです!今の漫画はBL界では1Pに5コマ、青年誌でも7コマ辺りが出版社側の要望だそうですが、この漫画、大体は7~10コマと、とにかくコマ数が多いんです!しかも重要なコマでも、すご〜く小さいコマだったりして、昔の重厚な漫画を彷彿とさせるんですよね〜!(でもちゃんと見開きの大ゴマもあるし、無駄ゴマがない!)

それにこの方、とにかく絵で魅せる数少ない漫画家さん。勿論会話も一杯あるんだけど、恐らく著者の伝えたいことは、セリフではなく(セリフが全くない)絵だけの連続コマで魅せます。これがなんとも言えない独特の雰囲気ある作品に仕上げています。

私が以前紹介した「内田善美」という何十年も前に消えた漫画家さんの描き込みと画力が、今まで読んだ漫画の中では最高レベルですが、森さんは違った意味で凄いな〜と思います。森さんは「エマ」がデビュー作らしいんですが、エマの最初と見比べると画力の向上が物凄い作家さん。エマの時よりもキラキラ感と躍動感が目覚ましい〜

漫画って描いたら判るけど、とにかく作業量が多いお仕事!そこに量産を要求する出版社側がいて、力尽きてしまう作家さんも多い業種ですが、この方は「いい作品を残す」という自分のペースと画力をよく理解して伸びている作家さんではないかと思います。たくさん描かなくてもいいから、この方の様に質の良い作品を世に残す作家さんが増えて来ると、読む側は嬉しくなっちゃいますね〜

仕事から帰ってきて、寝る前に心をほっこりとさせたい方にお薦め!勿論★5つ!
読んだよ〜の足跡代わりにポチッと→更新の励みに

花咲ける青少年 特別編2
 JUGEMテーマ:漫画/アニメ
あけましておめでとうございます!実家に帰りお約束通り丸々太って帰ってきました

今年は色々と考えるとこがあるので、このブログも頻繁に更新出来ないかもしれませんが、マイペースでぼちぼちいきますね〜

樹なつみ代表作の花咲け番外編の第2弾です。私はこ〜いうキラキラしい少女漫画が好きなので、やっぱりど〜しても手に取っちゃう。特に花咲けはキャラが美形揃いなのもツボ。という事で、今回は花鹿の父ハリー編とルマティ編の2本立です。

この「花咲ける青少年」は本編が10年以上前に完結し、この番外編は殆どがキャラ達の過去編なわけですが、絵柄も当時よりも更にパワーアップしてキラキラ度満載です。

ハリー編は花鹿の両親の出会いを描いた作品で、本編では熟年のハリーが、この番外編では油の乗った男盛りなのが見所の一つ。おっさんの色気プンプンです。はぁ〜これ読んだらおっさん描きた〜い 

あらすじは、亡くなったお母さんのキティはNY警察のSWAT(特殊火気戦術部隊)の凄腕警官。既に一代でアメリカ屈指の大財閥にのし上がったハリーを警護する為に、ハリーの秘書として彼の生活を垣間見る事に。聡明でいながら王の様に振る舞い、常に女の噂の絶えないハリーが、キティだけに見せるほんの僅かな弱気と自身の出自の秘密。一生に一度の大恋愛の王道ストーリー。

第二話のルマティ編は、幼少時のルマティと本編で唯一亡くなったクインザとの主従を越えた絆を描いた作品。

あらすじは、王宮での侍従候補生4人のテスト期間での物語。平民からの選出である4人は、王宮での閉ざされた空間で次第に精神的に追いやられていき、そこである事件が起こる。その事件の処罰の行方は…?!

唯一悪役であり、本編では亡くなったキャラのクインザですが、ここでのクインザは天使と悪魔の両方を併せ持ち異彩を放っています。一生涯仕えると誓った相手のルマティとは母性愛の様な優しい側面を見せ、それ以外の人間、特に欲深い人間を瞬時に見抜き、悪魔の如く破滅の道にいざなう様は…壮絶な美しさです。

樹なつみの凄腕なのは、キャラが完全に確立している事。特にこのクインザは「人間の持つ善と悪の部分を、これでもか」と具現している類を見ない優れたキャラだと思います。だからこそ、彼の行動や言動の一つ一つが見ている者をゾクゾクさせる。

20年経った今でも、著者の中のキャラ達は生きていたんだな〜と唸らせる作品。本当に凄い!お話の構成もジェットコースターの様に色んな事が起きて、知らない内にこの物語の世界に引きづり込まれて行きます。

本編はかなり長いお話で、最後の方が少しダラダラ感はありますが、私はこの方はこ〜いう短編の寄せ集めの方が断然上手いと思いますね〜。この番外編を読んで気になった方は本編の方も是非ご覧になって下さい。アニメと舞台化がされていますが、こんな美形揃いの外国の物語を日本人が演じて違和感ないわけがないので私はスルー。ハリウッドで映画化されたら絶対見るけどね〜! という事で第二弾も勿論★5つです!
読んだよ〜の足跡代わりにポチッと→更新の励みに

うた変。(杉田圭公式個人紙)
 JUGEMテーマ:漫画/アニメ
来ました待ちに待った「うた変」。密林で同人誌が買えるって超便利〜♪同人誌って殆ど買った事ないし、同人誌は普通、原作者とは別の人が二次創作で作るんだけど、この本は自分の本の二次創作を著者自身がしちゃったという美味し〜い同人誌です。

ただ、同人誌を買い慣れていない私には無駄にでかいA4サイズに40ページという内容で本編より高額の¥1,000はちょっと高いという印象。同人誌1冊買うなら、プロ漫画2冊買うよと思っちゃう 今回はこの方のパロネタに興味があったので購入。でも、この絵柄なら大きいサイズじゃ〜ない方がいいと思うけどな〜

感想は…良かった!やっぱり良かった!でも私は、この程度のネタならわざわざ同人誌にしなくても、本編にそのまま入れても別にいいんじゃ〜ない?!って思ったけどな〜商業BL漫画見慣れてるからかもしれないけど 一応R15くらいらしいけど、Hシーンをリアルに描いているわけでなし、患部を描いてるわけでもないからね〜。まぁノリは同人誌って感じですけど。以下はネタバレありですよ〜

内容は…相変わらず在原業平(ありわらのなりひら)がめ〜ちゃ可愛いこの人の描く業平のちょっと抜け具合がなんともツボ!それから、小野小町のお相手の良岑宗貞(よしみねのむねさだ)の変態度もツボ!本当にこの方の描く男性キャラは私のツボ直撃なんだな〜 でも紫式部と清少納言ネタはちょっと共感しかねましたが…。表紙にもなってる藤原定家と式子内親王のネタは本編よりもいと哀れな感じがしましたね〜

と言う事で、内容的には★5だけど値段の高さで-1の★4。本編にハマった人は是非!
読んだよ〜!の足跡代わりにポチッと押して頂けると嬉しいです^^にほんブログ村 漫画ブログ BL漫画へ
Vassalord.1~5巻(黒乃奈々絵著)
 JUGEMテーマ:BL漫画
大好きな黒乃奈々絵さんご本人曰く「趣味本」の吸血鬼漫画「Vassalord.」です。一年に一冊刊行のゆ〜るゆるペースで現在5巻まで刊行されていますが内容は裏切りません。但しBLではありませんし、かなりマニアックですヨ!(そこがツボなんだけど)
又、吸血鬼本ですので、こういう2人の吸血シーンが何度も出てきます。これがたまらんっ 最初の一巻で黒乃さんが…

「すかした主人が大好きだ!!! クール眼鏡が大好きだ!!! プリティおっさんと世話好き若造が大好きだ!!! アメリカが大好きだ!!! キリスト教が大好きだ!!! ヴァンパイアが大好きだ!!! 旅行が大好きだ!!! B級が大好きだ!!! …以上、大好きなモノを煮込んだらコレが出た。コミックスにしていいのだろうか…。」

と書かれている様に、本人の趣味がこれでもかーっとふんだんに盛り込まれただけあって、とっても楽しく描かれている感じがビンビンとこちらに伝わって来ます。
こ〜んなことや
あ〜んなことも一杯
あらすじは、謎多き吸血鬼レイフロと吸血鬼でありながらヴァンパイアハンターであるサイボーグの青年チャーリー。悠久の生で夜を生きる2人は、レイフロの過去の因縁とVassaroad(ヴァッサロード)と呼ばれる「不死の売買」により人工吸血鬼を作成する陰謀に巻き込まれていく。

一度読んだだけでは全くわからないだけど、とにかく読むほどに面白く、練りに練った設定で、5巻まで読んで初めて全体像が見えてくるという作品。タッチは少年漫画ですが、ご覧の通りかなりエログロで裸体度高いです!そして、そのどれもが綺麗

黒乃さんは絵がバツグンに上手い作家さんなんで、私はまず見ているだけで幸せ♪な漫画なんですが、今回はそこに大好きな吸血鬼、裸体、おっさん、SM等の要素満載 その辺のBL漫画なんかよりよっぽどエロティックです! 本当にたまらんエロさ。
↑右のレイフロが格好よ過ぎ!でも本編では、左のチャーリーにぞっこんなんだけどね。この2人のツンデレ相思相愛度が、物語を大いに盛り上げてくれます。
とにかく絵が半端なくエロ綺麗。好きだ〜!勿論★5つ触手が動いた方は是非!
読んだよ〜!の足跡代わりにポチッと押して頂けると嬉しいです^^にほんブログ村 漫画ブログ BL漫画へ
うた恋い。2
 JUGEMテーマ:漫画/アニメ
買っちゃいました。DVD付の方が密林でオススメだったのでそっちを。DVD付で正解!このDVDが「うた恋い。」(1)の方の陽成院とその妻やす子のお話。これがいい!!きゅる〜ん涙なしでは見れません 30分程の動画で、しかもアニメーションではなく、一枚絵と字幕だけで構成されているんだけど、映画を一本見終わった様な感覚になります。

この漫画、百人一首の超訳漫画。今回は小野小町や在原業平等の六歌仙達の物語。その中でも、小野小町誕生秘話や彼女に百夜通いをした(深草?!)少将(後の僧正遍昭)の物語もキュンキュンです。一巻よりも恋バナ度は低めですが、私はこの著者の絵や構成やセリフの上手さには脱帽モノなので、次も絶対買うと思います。

特筆すべきは、この著者の描く男性がカッコいいこと!すご〜くシンプルな線なんだけど、何故かカッコいい。ついついじっと絵を見てしまう…何がいいんだろうって。ホントに上手いな〜何もかも。という事で今回も★5つ!
読んだよ〜!の足跡代わりにポチッと押して頂けると嬉しいです^^にほんブログ村 漫画ブログ BL漫画へ

うた恋い。
 JUGEMテーマ:漫画/アニメ
話題の「うた恋い。」です。百人一首の超訳漫画。動画見てからものすご〜く悩んで悩んで買いました。買って正解!もう〜きゅんきゅん 一冊読んでる最中、何度泣いことか…

平安モノは見るのも読むのも描くのも大好きなんだけど、この作家さん、絵もお話もギャグもすべてものすご〜く上手いです!ニコ動の二次動画で人気を博しこの本でデビュー。すべてのキャラがみんな生き生きしてるし、特に男がみんなカッコイイ!しかもノリがツボを直撃。これは売れるわ

こちらは一冊目ですが、藤原定家の百人一首誕生のくだりや、道ならぬ恋物語、平安のプレイボーイ在原業平と藤原高子の恋、紫式部の源氏物語執筆秘話などなど、オムニバス形式で数話の漫画が収録されています。(かなりフィクションですが)

漫画という媒体が、こういう形で世間に出るってこと自体が、つくづくスゴいな〜と感心しちゃう作品。学生さん必読漫画ですヨ!(超訳があるから)コレとあさきゆめみし読んどけば古典はOK!きゅんきゅんしながら勉強出来ます!

何百年も前に生きた人達が生身になって恋に悩み苦しむ様は「人が抱く感情って、いつの時代も普遍なんだな〜」と改めて思っちゃう。こうして遥か昔の人達の心情に思いを馳せるのも又一興。勿論★5つです!シリーズ化が楽しみ〜♪
読んだよ〜!の足跡代わりにポチッと押して頂けると嬉しいです^^にほんブログ村 漫画ブログ BL漫画へ


「花咲ける青少年」特別編
 JUGEMテーマ:漫画/アニメ
大好きな樹なつみの最新刊。しかも10数年前の連載「花咲ける青少年」の番外編。1巻はみんなのその後、ユージィンの過去編、カールの過去編の3本立です。読んだ感想は…これは買いでしょう!!よくあるその辺の番外編とは雲泥の出来映えです!むしろ本編よりもいい!

この方はエンターテイメント性に優れた漫画家さんですが、今回もどっぷりとその世界観にハマらせて貰えます。特に大好きなユージィン編は…美しい あとがきにも書かれていますが、絵柄をわざと当時に戻したとある通り、更に美しくなったユージィンがこれでもかっと氷の様な美貌でお話に登場します。

内容も2本の過去編共、後味が良く、しかもカールが可愛い!本編より可愛い!本編では他のキャラ達に押され、やや影の薄かったカールですが、今回は…彼の過去がきちんと丹念に描かれ、最後おもわずホロリとします。

同人誌レベルの番外編が多い中、久々に金を出して買う価値のある番外編でした。大体このシリーズ、一番最初の読切プロローグ「マハティ編」自体が番外編の様な構造になっていて、そこからどんどん世界観が広がってきます。

私的には、著者作品「八雲立つ」とこの「花咲ける」シリーズは、最初は色んなシチュを織り交ぜた一話完結型の展開で、クライマックスに近づく程、ドロドロと長引く展開となっていますが、欲を言えば、もっと短く完結にサラリと終わって欲しかった2作品。おそらくこれが著者の傾向なんだと思うけど、一話完結型連載の構成の方が内容も濃く、作品の質も上がったのではないかな〜と思います。

この後、3巻までこの番外編は続き、ルマティ編、バーンズワース氏編と続くそうですが、私的には立人過去編を描いて欲しいな〜♪
ユージィン、これはこの後、真剣に色塗りしま〜す♪
読んだよ〜!の足跡代わりにポチッと押して頂けると嬉しいです^^にほんブログ村 漫画ブログ BL漫画へ


失恋ショコラティエ
 JUGEMテーマ:漫画/アニメ
待望の3巻発売。面白い〜!さすがだな〜水城せとな。密林の高評価も頷ける。なんというか…今が「旬」の漫画家さんだと思います。

あらすじ…学生の時好きだったサエコに振られ、傷心のままずっと彼女を諦め切れず、大好きなチョコレートでサエコをいつか振り向かせようとショコラティエになったスイーツ王子の爽太。彼を取り巻く沢山の人間達の片思いのスパイラルループはどこまで続く?!

もうここをお読みの方は薄々気付いておられると思いますが…私の描く漫画はこの方に多大な影響を受けています。勿論、私は一般の素人漫画描きですが… この方の描く漫画はジャンルを問わず、人間の持つ感情の機微の表現力が半端ない!そして構成力!その両方がすごいな〜と思うところ。(その辺を「エマ」の森薫さんがココで語っていますヨ)

という事で…まぁ、セフレとかオネェとかオタク外人とか小悪魔女とか、色とりどりの個性的な登場人物が一杯出てきて、その挙げ句に、その殆どすべてが報われぬ片思いに悩む姿は面白可笑しくも、とてもリアルで共感出来ます。主人公の爽太が長年一途に思い続けているサエコは、同性に嫌われるタイプの小悪魔女、しかも人妻。それでも、悪い男になってサエコを振り向かせようと日々努力邁進する姿は痛々しいを通り越して、むしろ潔い。その辺の描き方が絶妙です。

そしてチョコレート。このチョコレートの描き方がすごいっ!読んでいるとチョコレートを思わず食べたくなる!著者がチョコレートという好きな題材を選んで描いているという意気込みがど真ん中に伝わって来ます。

大好きな作家という事を差っ引いても、ここ数年話題を攫ったBL「窮鼠はチーズの夢を見る」(著者はこれはBLではなくレディース漫画だと断言していますが)に引き続き、現在3本の連載をすべて違うタッチとジャンルで描く著者のレディース作品。(BLじゃ〜ないですよ〜)勿論★5つのお薦めです!
読んだよ〜!の足跡代わりにポチッと押して頂けると嬉しいです^^にほんブログ村 漫画ブログ BL漫画へ

艶漢(アデカン)
 JUGEMテーマ:漫画/アニメ
この表紙が気になって気になってしょうがなかったので、すっごく迷った挙げ句買った一冊。大正解!こら売れるわ。しかも処女作とはたまげた〜

あらすじは、舞台は大正?!いつもノーフン(ふんどしをしていない)謎の傘職人・詩郎と熱血正義漢巡査・光路郎が遭遇する猟奇事件を独特で耽美な大正ロマンファンタジー世界感で描く一話完結型の物語

とにかく、とにか〜く絵が綺麗で、表紙に騙されない漫画です。裸率多し!しかも主人公がノーフンなのでポロリ(モザイク入ってますが)アリ えっとBL漫画ではありません。これって、ファンタジーなんだろうか…でも妙にエロくて、ちょっとグロくてお色気満載です。あ〜いいな〜こ〜いうの。多分1巻なのでギャグ多めですが、主人公達の過去や謎がこの先、巻を追う毎に深まっていくノリが…ちょっと黒執事っぽい。なんとなく構成が似てますね。ギャグの感じとか、耽美な絵柄とか、どんどん謎が深まっていく所とか、アクションシーンとか、キャラの残酷さとか…それでも、作者独特の世界観が漂っています。

もうコマ一つ一つを細部まで何度もじっ〜と見入ってしまう程、絵の描き込みが半端じゃないです。特に背景は大正ロマンの不思議世界が独特の構図によって繰り広げられ、これは好きじゃないとここまで描けないな〜と唸っちゃうくらい。絵の細かさも凄いんですが、トーンワークがもうもう本当に凄い!特に身体の影のトーンワークがっ!これ、アナログでここまでしてるんなら時間がいくらあっても足りないだろうな〜。ちょっと女性の肩幅が狭いのが気になりますが、男性の身体のラインは綺麗 マッチョではなく、細いのに筋肉がきちんと付いているってのが個人的に萌え〜 

もう一つ、好みにもよるけど個人的にいいな〜と思ったのは、コマの多さ。無駄ゴマが全くないとは言えませんが、無駄な大ゴマが延々と続くページ消費型漫画じゃ〜ない。だから筋もそれなりに進む。逆に、見開きの大ゴマが殆どなく、普通の漫画を見慣れている方には、ぎゅうぎゅうに詰まっている漫画に見えるかもしれませんが、私はこ〜いう方が好きですね〜ってことで処女作としておまけで★5つ!耽美好きな方は是非!
読んだよ〜!の足跡代わりにポチッと押して頂けると嬉しいです^^にほんブログ村 漫画ブログ BL漫画へ
テルマエ・ロマエ
JUGEMテーマ:漫画/アニメ
話題の漫画、読みました2巻共。感想はう〜ん…
あらすじは、古代ローマ人で浴場を専門に設計する建築士ルシウスが、古代ローマと現在日本の狭間をタイムスリップし、現代日本に根づく素晴らしい風呂文化を古代ローマに蘇らせる笑いのドラマ。

風呂です風呂。どこまでも風呂の事しか描いてません。風呂愛漫画。発想はいいです。漫画として個人的にどうだったか、と聞かれると、う〜ん…個人差があると思いますが、私は一度読んだらもういいかな〜って感じでした。多分、ツボが違うんだと思います。でも、貸してくれたウチの姉ちゃんは2Pに一度は転げ回って笑ってました。その姿見てる方が可笑しかった。おそらくツボだったんでしょう。でも、読むとほっこりする漫画ですヨ!

これって、著者のヤマザキさんが海外生活されてるから出た発想なんじゃ〜ないかと思うな〜。だって、日本のお風呂って、海外で生活するとわかるけど、すごいもん!!以前ホームステイしてた家でシャワーしてたら3分位でお湯が水になってママさんに言いにいったら

ママ 「ユーは一体、何分 お風呂に入るの?」
私  「大体1時間くらい」
ママ 「オーマイゴッド! シャワーは3分で充分よ!」

出たよおーまいごっど。しかも3分とはウルトラマンやカップ麺じゃ〜ないんだからとにかくママさん叫んでましたその時。でも、私は長風呂大好きで、ぬるめのお風呂にアロマを入れて半身浴しながらこっくりこっくり寝ちゃうなんて毎日なんだもん。

実は、この漫画を読んで姉と日本人のお風呂好きの話になった。海外へ行くと、日本のあのゆったりまったりの長風呂が懐かしくなる。だって、海外で心底ゆっくり風呂に浸かった試しがない、と段々私の風呂力説がヒートアップしてきた。そして、「かなり、かなり、かな〜り」と言ったところで姉が…

姉  「社長入ってるで」
私  「誰?社長って?」
姉  「ジャ○ネット高田の社長」
私  「どの辺が?
姉  「かなりの『な』の辺り、声そっくり」

想像してみて〜「かなり、かなり、かな〜り」の最後の『な』の部分が高田社長の声のトーンになっているのを。私、地声はかなり低い。ちなみにカラオケ18番は中島みゆきだ(関係ない)そんな私がヒートアップすると社長が出てくるらしい気をつけねば。(なんか全然ど〜でもいい話になったな
読んだよ〜!の足跡代わりにポチッと押して頂けると嬉しいです^^ブログランキング・にほんブログ村へ